材料・道具

(左上から)クレープペーパー、地巻ワイヤー、ボンド、ジェッソ、絵の具(ポスターカラー、アクリル系絵の具)、Wax(ベース・仕上げ)、フローラテープ、筆、梅皿、ハサミ(紙、ワイヤー切り)(*その他、ニス、Waxを溶かすための深鍋2個が必要)

 
 
 
 
   
  1. 準備
1-ペーパーの縦目に型紙を合わせてカットする。葉にはワイヤーを貼る。
2-花弁の中心を指で丸くふくらみを入れる。
3-大きい花弁のへりを竹串でカールする。
4-スチロボールにワイヤーを通し、ボンドで固定する。
 
 
 
 
 
  2.造形

1-スチロボールを土台に、花弁の小さい方から順に、形を整えながらボンドで貼り付けていく。
〈ポイント〉
Waxに通した時くっついてしまわないよう、花びらの間隔に注意する。

 
 
 
 
 
  3.コーティングベースWax
1-ベースWaxを100℃前後に溶かしておく。
2-形造った花を1に通し、余分なWaxは振り落とす。
3-自然に冷やし固める。
 
 
 
 
 
  4.下塗・彩色
1-ジェッソで下塗りをする。(絵の具がはじかれないよう、Waxの上に色を定着させるため)
2-ジェッソが完全に乾いてから、絵の具で花びら一枚一枚表裏に色付けをしていく。
〈ポイント〉
絵の具が乾かないうちに塗り終える。乾くと絵の具は耐水性になるため、色は斑になる。
 
 
 
 
 
  5.コーティング仕上げWax
1-80℃前後に溶かした仕上げWaxの中に彩色した花を素早く通す。
〈ポイント〉
Waxの温度、通す時間によってWaxの厚みは変わる。
2-ニスを塗り乾かす。
 
 
 
 
 
  6.組み立て
1-葉をフローラテープで巻き込み1本にまとめる。
 
 
 
 
 
 
 
   
  Waxの種類と使用上の注意
・Waxはベースと仕上げ、2種類のWaxを使用します。
・ベースWaxは粘りがあり、形造ったペーパーを固めます。仕上げWaxは色の保護とつやを出します。
*いずれも高温で使用しますので、取り扱いには充分注意して下さい。